SEO未経験の社員が書く記事が成果ゼロ。戦略設計の立て直しでtoCリードが月5件→150件に
SEOを知らない社員が記事を書き続けるも、まったく成果が出ていなかったマーケティングスクール企業。キーワードの再選定とSEO戦略の設計から立て直し、toCリードを月5件程度から150件まで伸ばした事例です。
ご相談時の課題
マーケティングを教えるスクールを運営する企業様からのご相談でした。自社がマーケティングを教える立場でありながら、オウンドメディアのSEOは思うように成果が出ていない——そんなもどかしい状態です。課題は大きく3つありました。
- 記事の執筆をSEO未経験の社員が担っており、感覚頼みの制作が続いていた
- どのキーワードを狙うべきかの選定基準がなく、成果につながらないテーマに工数が流れていた
- 記事は増えているのに、リードにつながる流入がほとんど生まれていなかった
受講を検討するユーザーがどんな言葉で検索し、どんな情報を求めているのか。そこから逆算する設計がないまま量産が続いていたことが、成果ゼロの根本原因でした。
初期分析で見えたこと
既存記事を全量棚卸しし、Search Consoleのデータと突き合わせたところ、構造的な問題がはっきりしました。
- 狙っていたキーワードの多くが、スクール受講という行動から遠い「情報収集の入り口」ばかりだった
- 一方で「スクール比較」「講座 費用」など受講意欲の高いクエリには、対応する記事がほぼ存在しなかった
- 似たテーマの記事が乱立し、評価が分散していた
つまり、書く力の問題以前に「何を書くか」の戦略が欠けていた状態です。ここを直さない限り、どれだけ記事を増やしても成果は出ません。
支援内容①:キーワードの再選定とSEO戦略の設計
最初に行ったのは、キーワード戦略のゼロベースでの再設計です。
受講から逆算したキーワード選定
「受講を検討している人が検索する言葉」を起点にキーワードを洗い出し、検索ボリューム・競合の強さ・受講への近さの3軸で優先順位をつけました。リードから遠いテーマは思い切って優先度を下げ、比較・検討段階のクエリに制作リソースを集中させています。
記事構造とサイト設計の整理
乱立していた既存記事は統合・リライトし、評価を集めたいページに内部リンクが流れる構造へ再編。「集客記事 → 比較・検討記事 → 無料相談・資料請求」というリードまでの導線を、サイト全体で設計し直しました。
支援内容②:SEO未経験の社員が「書ける」ようになる仕組み
執筆メンバーはそのまま、成果の出る記事を作れる体制に変えていきました。
- 記事は必ず構成案から作り、検索意図と見出し構成を書く前に固定する
- 構成案とレビューの判断基準を言語化し、修正指示には必ず理由を添える
- 「なぜこのKWを狙うのか」「なぜこの順番か」という戦略の意図を、日々のやり取りで共有する
SEO未経験でも、設計図さえ正しければ記事は成果につながります。1年の支援を通じて、構成案づくりからレビューまで社内で完結する編集体制へ段階的に移管しました。
担当コンサルタントより:マーケティングを教える会社の社員さんだけあって、吸収は非常に速かったです。足りなかったのは「SEOの判断基準」だけ。基準が入った瞬間に、記事の質も打率も目に見えて変わりました。
成果:toCリードが月5件程度→150件に
支援期間の1年で、オウンドメディア経由のtoCリードは月5件程度から150件まで増加しました。
受講意欲の高いクエリ群で上位を取れるようになったことで、流入の「量」だけでなく「質」が変わり、リード転換率も含めて伸びた結果です。
- 受講から逆算したキーワード群で安定的に上位を獲得
- 記事からリードまでの導線がサイト全体で機能し、流入増がそのままリード増に直結
- 社内メンバーだけで戦略に沿った制作・改善が回る体制が完成
この事例のポイント
- 「書く力」ではなく「何を書くか」の戦略欠如を根本原因と特定し、KW再選定から立て直した
- リードへの近さで優先順位をつけ、限られた制作リソースを勝てる領域に集中させた
- SEO未経験の社員に判断基準を移管し、1年で自走できる編集体制を残した
「社員が記事を書いているのに成果が出ない」という企業様は、まず無料診断で現状をお聞かせください。同じ手法で課題の仮説をお返しします。