月50万円の外注を費用対効果で見直し。カニバリ解消を軸に、旅行予約が月1〜2件→10件に
月50万円のSEO外注で結果はまずまずだったものの、費用対効果に疑問を持っていた旅行会社。ヒアリングでカニバリゼーションという構造問題を特定し、その解消とSEO全体支援によって、4ヶ月で旅行予約を月1〜2件から10件まで伸ばした事例です。
ご相談時の課題
旅行商品を展開する企業様からのご相談でした。他のリプレイス事例と少し違うのは、「まったく成果が出ていない」わけではなかったことです。
- 月50万円の外注で記事は着実に増え、流入もそれなりにあった
- しかし肝心の旅行予約は月1〜2件にとどまり、費用に見合っているとは言い難かった
- 「この50万円は適正なのか」を判断する材料が社内になかった
「結果はまずまず。でも費用対効果を重視したい」——この感覚は正しい問題意識です。まず現行契約の無料ヒアリングで、50万円の中身を分解することから始めました。
ヒアリングで見えた「カニバリゼーション」
施策履歴とSearch Consoleを突き合わせて見えてきたのが、深刻なカニバリゼーション(記事同士の共食い)でした。
- 同じ旅行先・同じテーマの記事が何本も存在し、評価が分散して順位が伸び切らない
- 検索結果に出るページが日によって入れ替わり、順位が不安定になっていた
- 記事量産型の契約だったため、書けば書くほどカニバリが悪化する構造だった
流入がそれなりにあったのは記事の絶対量のおかげで、構造を直せばもっと少ない投資で大きな成果が出る状態。そこで費用対効果を軸にした対抗プランをご提案し、リプレイスいただきました。
支援内容:カニバリ解消とSEO全体支援
カニバリゼーションの解消
重複するテーマの記事群を洗い出し、評価を集約すべき1本に統合。残す記事・統合する記事・削除する記事を仕分けし、リダイレクトと内部リンクで評価の流れを整理しました。分散していた評価が集約されると、主要キーワードの順位は短期間で安定・上昇に転じます。
予約導線を含むSEO全体支援
あわせて、記事から旅行商品ページ・予約への導線を再設計。「読んで終わり」の記事を「予約につながる」記事へ変え、新規制作は予約意欲の高いキーワードに絞って行いました。
担当コンサルタントより:カニバリは「頑張って書くほど悪化する」たちの悪い問題で、量産型の外注契約では構造的に見過ごされがちです。統合は書くより地味な作業ですが、この事例では最も費用対効果の高い一手でした。
成果:4ヶ月で旅行予約が月1〜2件→10件に
リプレイスから4ヶ月で、SEO経由の旅行予約は月1〜2件から10件まで成長しました。
- カニバリ解消により主要キーワードの順位が安定・上昇し、流入の質が向上
- 予約導線の再設計で、流入から予約への転換率が改善
- 「費用対効果を重視したい」という当初の問題意識に、数字で応える結果に
記事の本数を増やさずに予約を伸ばした、構造改善型のリプレイス事例です。
この事例のポイント
- 「成果はまずまず」の状態でも費用の内訳を分解し、カニバリという構造問題を特定した
- 量産をやめて統合・導線改善に投資を振り向け、4ヶ月という短期で予約数を伸ばした
- 費用対効果という判断軸を導入し、外注投資を数字で評価できる状態にした
「成果ゼロではないが、この外注費は適正なのか?」という疑問をお持ちの方は、ヒアリング(無料)で一度中身を分解してみることをおすすめします。